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「司法試験」ぼちぼちでんな日記

2005.2.15

「愛って?」

バレンタインデーも終わるやいなや、
巷のチョコレート屋さんは、もう、ホワイトデーに大忙しのようです。
でも、えっと、店の売上に貢献できなくてすみません(涙)

さて、昨日、ようやく司法試験の願書を出してきました。
2.14を狙ったわけではないです。

出願にあたって必要な「住民票」がなかったので
ちょっくら、区役所まで出かけることにしました。
けたたましく降りしきる雪の中、せっせと区役所まで住民票をもらいにいったんですが、
窓口のおじさんの説明では「¥350かかりますから」って、あなた・・・。

あれ?今まで住民票ってお金かかってましたっけ???
何に使うか、使用目的を説明すれば、タダでもらっていたような気がするのですが、
どうだったでしょう?!

まあ、なんにせよです。

猛吹雪の中、コインランドリーに洗濯物乾を乾かしに行って、
その帰りに区役所寄って、また、コインラインドリー寄ったら、
洗濯物ぜんぜん乾いてなくて、20分延長して、
その間に、郵便局行って、書留で出願して、
またまたコインランドリー寄って、
家に帰って、洗濯物たたんで、
ふぅ・・・。

おっと、家庭的な一面を見せてしまいました(笑い)。

辻さんの「愛をください」相当やばかったです。
かなりびりびりきました。
ここ数年で、一番グッときたかもです。

「辻ワールド」の原点ともいうべき「孤独」に彩られた一言一句が、
せっかくのバレンタインデーを家庭的な生活に終始してしまう
そんな私のスタイルに慰めと潤いを与えてくれたのだろうと思います。

そして、辻語録とでもいいましょうか、
抽象的で捉えずらい感情を、インパクトのある言葉で表現している、
その感動といったら目からウロコです。

多分、今までの生活の中では聴いたことがないような、それです。

さらに、それは、心の琴線を揺さぶり、強烈なインパクトを持って、
作品全体のイメージを読者に印象付け、かつ、
物語終盤であっても、なお、初めて目にした(耳にした)
そのとき感じた驚きと新鮮さを失うことはありません。

言葉でここまで表現できるものか?
そんな風にも感じます。

深く広くそして捕らえきれられない世界観が、
次の作品を求める原動力となっているのかもしれません。

「愛って何だろう?」

辻さんの作品を読んだ後には、いつもそんな感想を持ちます。(完)
by mondening | 2005-02-15 21:43 | 徒然
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