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「司法試験」ぼちぼちでんな日記

2005.7.12

「ノルウェイの森2」

結局、一昨日と昨日の2日間で読み終えてしまいました。
今思えば、もっと時間をかけて読んどけば良かったなあ~って、
後悔しています。

映画にしろ、本にしろあたりはずれがあります。
いい作品に出会えれば、有意義な時間が過ごせますが、
失敗したなあ~、ってショックを受けることも少なくないです。。。

いい作品なら夢中になって、没頭して、
読後もなにかしらの余韻に浸ることができます。
あっという間に時間が過ぎちゃって、
もうこんな時間???
ってことも珍しくないです。

ルーティーンな日常の中でこんなに充実した時間って、
そうそう持てるものじゃないです。
だから、、もっと大事にしたかったと、そう思います。
といっても、読み終わってからの感想なので、
後の祭りといっちゃあ、それまでなんですがね。

どれだけ他人から、素晴らしい作品だよ!!!
ってすすめられても、
そう感じるかどうかは、個人の主観的なことであって、
実際に作品を手にとって試してみるまではなんとも言えません。

だからこそ、だからこそなんです!
いい作品だったからこそ、もっとこの有意義な時間を楽しみたかった。

とはいえ、幸いなことに、
ノルウェイの森の下巻、最後の段落の意味せんとすることが、
私には分かりませんでした。

なぜ、この段落が必要なんだろう?
その前の段落で、話を終えてもそれでいいではないか?!
というかむしろ、そうしたほうがすっきりするのではないか?!

「自分がどこにいるのか分からない」
という一文が、何を意味しているのか?
ん~、私には分からなかったんです。

なので、うだうだと今日考えてます。
いい作品は、余韻に浸ることができるんです。
そして、余韻こそ本当に時間をかけて楽しむべきだと私は思っています。(完)
by mondening | 2005-07-12 16:30 | 書籍
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