「司法試験」ぼちぼちでんな日記

カテゴリ:書籍( 40 )

2006.7.26

「沈まぬ太陽 山崎豊子 新潮社」

1巻(アフリカ編 上)
広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。
(裏表紙より)

2巻(アフリカ編 下)
パキスタン駐在を終えた恩地を待ち受けていたのは、さらなる報復人事だった。イラン、そして路線の就航もないケニアへの赴任。会社は帰国をちらつかせ、降伏を迫る一方で、露骨な差別人事により組合の分断を図っていた。共に闘った同期の友の裏切り。そして、家族との別離―。焦燥感と孤独とが、恩地をしだいに追いつめていく。そんな折、国民航空の旅客機が連続事故を起こす…。


3巻(御巣鷹山篇)
十年におよぶ海外左遷に耐え、本社へ復帰をはたしたものの、恩地への報復の手がゆるむことはなかった。逆境の日々のなか、ついに「その日」はおとずれる。航空史上最大のジャンボ機墜落事故、犠牲者は五百二十名―。凄絶な遺体の検視、事故原因の究明、非情な補償交渉。救援隊として現地に赴き、遺族係を命ぜられた恩地は、想像を絶する悲劇に直面し、苦悩する。慟哭を刻む第三巻。


4巻(会長室編 上)
「空の安全」をないがしろにし、利潤追求を第一とした経営。御巣鷹山の墜落は、起こるべくして起きた事故だった。政府は組織の建て直しを図るべく、新会長に国見正之の就任を要請。恩地は新設された会長室の部長に抜擢される。「きみの力を借りたい」。国見の真摯な説得が恩地を動かした。次第に白日の下にさらされる腐敗の構造。しかし、それは終わりなき暗闘の始まりでしかなかった…。


5巻(会長室編 下)
会長室の調査により、次々と明るみに出る不正と乱脈。国民航空は、いまや人の貌をした魑魅魍魎に食いつくされつつあった。会長の国見と恩地はひるまず闘いをつづけるが、政・官・財が癒着する利権の闇は、あまりに深く巧妙に張りめぐらされていた。不正疑惑は閣議決定により闇に葬られ、国見は突如更迭される ―。勇気とは、そして良心とは何かを問う壮大なドラマ、いよいよ完結へ!。


寝ることさえもったいなくて
寝る時間削ってでも
読みました。
気がつけば夜明けなんてことも。。。


5.0/5.0
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by mondening | 2006-07-26 23:22 | 書籍

2006.6.18

「エンキョリレンアイ」

小手鞠るい 著 世界文化社

「一気に読みました。
しばらく、涙が止まりませんでした。
私もこんな一途な恋愛を
してみたいです」


って、帯書きに 上戸彩 さんからの
メッセージがあって、
これが気になって購入しました。

東京とNY。
海をこえてつながる純愛物語。


って、説明書きにあったので
どれだけスケールの大きな話なんだろうって
期待していました。

しかーーーーし!!!
薄いぞおおお。
あらゆる面でもっと内容を濃くしてほしい。
って、思いました。

まあ、確かにあっさりとしているので
とっても読みやすくてあっという間に
読み終えてしまえましたが。

3.0/5.0
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by mondening | 2006-06-19 00:41 | 書籍

2006.6.10

「陰日向に咲く」

劇団ひとり著

GOOD!!!!!

すっごくよ見やすいです。
夜、寝る前に読んでたんですけど、
オムニバス形式になってて、
だけど相互の話には関連性があって、
GOODでした。
イメージ的には、
シリーズもののアニメとかドラマとか
そんな感じです。

でもって、
どんでん返しがすごい!
おおおおお!そうきたか!!!
って、予想外の結末を迎えたときには
寝るどころか、
ますます目が覚めて続きよんでました。

た~だ、難癖つければ、
最終話だけがちょっとねって、感じでした。
最後の最後までいい感じできてて、
エンディングの直前では、
鳥肌ものの展開だったんですが、
事後談がないほうがよかったと思います。
個人的な好みですが。

最後まで完結させなくてもよかったのに、
って思いました。
村上春樹さんみたいに
よくわかんないまま、
その先は読者の皆さんの想像にお任せします
って展開でもよかったのに、って。

にしても、お勧めしたい1冊です!

4.5/5.0
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by mondening | 2006-06-10 12:12 | 書籍

2006.2.28

「あやつられた龍馬」

薩長同盟の立役者にして、
「竜馬が行く」(司馬遼太郎著)にて、
僕に多大な影響を与えた坂本龍馬の背後に黒幕がいた?!

という衝撃的な内容の本です。
まだ、読んでる途中なのでなんともいえないんですけど、
本書の副題によると、
~明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン~
という、ちょいとオカルトチックな展開になっているようです。
オカルトチック?!
自分でいっておいてなんですが、
昔読んだ本で「神々の指紋(グラハム・ハンコック著)」というのがあったんですけど、
同じにおいがします。

ロマンは感じますが、
今僕が持っている常識を大きく逸脱しています。
確かに興味は惹かれますが、
どこか冷めた部分もあって、
のめりこむと言うわけにはいきません。

先日(2/26)テレビでも
「歴史ミステリー 龍馬の黒幕」と言うタイトルで
放映されていたのを見たんですが、
これは、まったくいただけませんでした。
はっきり言うとひどい内容だったと思います。
仮説の上に仮説を並べて、
さもあったかのような言い回しをしており、
飛躍しすぎです。

それにくらべれば、
本書はずっとましかなと思います。(完)

参考
「あやつられた竜馬」 祥伝社 加治将一著
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by mondening | 2006-02-28 08:28 | 書籍

2006.2.3

「坊ちゃん文学賞」

第9回の坊ちゃん文学賞の受賞作が決まりました。

大賞 「ゆくとしくるとし」 大沼紀子
佳作 「坂の下の蜘蛛」 高橋亮光
佳作 「明日へ帰れ」 無茶雲

どうして僕が、坊ちゃん文学賞の受賞作を知っているかと言うと、
普段昼ごはんを食べながらよんでいる
「newsweek」がなかったので、
「AERA」にしようかと思って、
AERAを探したんですがやっぱりなくって、
それで「ダ・カーポ」を買ったんです。
あんまり面白くなかったんですけど、
坊ちゃん文学賞の大賞作品だけは別でした。

すっごい面白かったんです!!!!!
スタバで本読みながらコーヒー飲んでたんですけど、
すっごい目に涙いっぱいたまってきちゃって、
「人目が気になるので決して涙だけは流すまい」
って、目薬差してからちりかみでそっと
涙をぬぐったのでした。

冒頭簡単なさわりだけ紹介すると

「一年ぶりに実家に帰ると、オカマがいた。
 一見してオカマと判る容貌をしている。優しくジャッジしてあげても、男と判別せざるを得ない広くたくましくいかつい肩幅。~以下略~」


ここ数年の坊ちゃん文学賞の大きなテーマのひとつは
「家族の再生」にあるとは、
審査員の中沢新一のコメントです。

「まあいいか」「ひきこもり」「フリーター」「ニート」
現代社会を象徴するキーワードが見え隠れします。

僕が思うところの
いい作品、面白かった作品の定義は難しいけれど、
「作品にどれだけ共感できるか」という
基準を持っているような気がしています。

もちろん、自分の経験した事にしか共感できないと言うのでは、
こんなにつまらないことはありません。
自分の見た事のない世界、
体験した事のないことをどれだけイメージできるか。

「想像力たくましく妄想に陥ることなかれ」ってね。(完)
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by mondening | 2006-02-03 23:06 | 書籍

2005.11.30

「季刊刑事弁護」

先週、東京に行く機内で読みました。
裁判員制度がはじまると、
裁判員の皆さんは量刑にまで関与するようになるそうです。

じゃ、裁判員の皆さんはどうやって刑期を決めるのか?
その基準は?
たとえば被害者感情を考慮すべき?

今日明日解決できるような問題ではないようです。
こういうテーマを眺めると、
また学校に戻って勉強したいなあって思います。

来月、また機内で本の続きを読みたいと思います。(完)
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by mondening | 2005-11-30 23:48 | 書籍

2005.11.20

「ここにもウィットが」

生協の白石さん
白石 昌則 (著), 東京農工大学の学生の皆さん (著) 講談社


追伸:今日ようやくDVDプレーヤー買いました。
    早速、「やまとなでしこ」と「KAERA 4 you」見ました。
    ぐぅ~~!

これで、冬支度も万全です。(完)
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by mondening | 2005-11-21 00:07 | 書籍

2005.11.19

「祇園」

祇園のうら道、おもて道~女の舞台、一流の事情 岩崎究子 幻冬舎

ここんとこ、マイブームが舞妓さんなんです。
この間テレビで舞妓さんの特集してて、
それ見てファンになりました。

僕が見たその番組で、こんなやり取りしてたんです。

客:「○○ちゃんの胸ちっちゃいなあ~(笑い)」
舞妓さん:「今日は、銀行に預けてますさかい~(笑い)」

セクハラ客に対するウィットにとんだ切り替えし方。
ウィットは世界を救う。

これを受けて、同僚のMさんとやった切り替えしゲーム

客:「○○ちゃん、ちょっとでええからほっぺた舐めさせてくれへんか~」
Mさん:「舐められたら、溶けてしまいますへ~(笑い)」

なんていうか、そんなウィットあふれる祇園の世界にあこがれ感じてます。(完)
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by mondening | 2005-11-20 00:29 | 書籍

2005.8.10

「最近読んだ本。読みかけの本」

一切合財(イッサイガッサイ)村上春樹の本です。
熱しやすくさめやすい気分屋の私にしては、
こんなに長くブームが続くのは異例中の異例です。

1.1973年のピンボール
2.風の歌を聴け
3.羊をめぐる冒険(上)
4.羊をめぐる冒険(下)
5.ダンス・ダンス・ダンス(上)
6.ダンス・ダンス・ダンス(下)
7.カンガルー日和
8.回転木馬のデッドヒート
9.中国行きのスロウ・ボート
10.TVピープル
11.レキシントンの幽霊

感想は次回に譲るとして、
時間の許す限り読み尽くす所存です。(完)
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by mondening | 2005-08-10 23:50 | 書籍

2005.7.15

「最近読んだ本」

回転木馬のデッドヒート (村上春樹 著)

冷静と情熱のあいだ (辻仁成 著)


好きな作家は?ときかれたら、
村上春樹と辻仁成と答えようと思ってます。
たしかに、そんなにたくさんの作家さんの本を読んでいるわけではないので
えらそうなことはいえないんですが。
ま、マイブームということで。

両者の共通点として、

適度におしゃれで、適度にエロで、適度に知的

なとこかと思います。
もちろん、それ以外にもいっぱいいとこあるんですけどね(笑い)

村上さんは、先日のノルウェイの森ブームからです。
他の作品も読んでみたいと思って、
ブックオフで100円の本を買いました(笑い)

回転木馬のデッドヒートは、村上さんが友人達から聞いた事実を元に書かれた
話だそうです。
事実は小説より奇なり、なんていいますが、
なるほど、面白かったです。
私は、ノンフィクションの作品として読みました。

冷静と情熱のあいだは、学生時代に一度読んだ本です。
いい作品に出会う喜びよりも、
いい作品を読み返す喜びを求めていたので、
これを選びました。
うん、よかったです。
ラストシーンでは、思わず涙ぐんでしまいました(涙)

最後に、村上さんと辻さんの作品に共感を覚える自分をみて、
自分の中に何か屈折している部分を抱えているんじゃあないかと
ちょっと不安になったりします(笑い)。

次は、また村上さんでいこうと思います。(完)
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by mondening | 2005-07-15 09:40 | 書籍